2014年3月20日木曜日

【PS4】KNACK(ナック)【レビュー】

KNACK(ナック)レビュー
海外レビューの一部を引っ張ってきたアホ共よ、恥を知れ。
という強気なタイトルにしようか、かなり迷いました。

日本で発売されたPS4の初回限定版「ファーストリミテッドパック」には無料で同梱されてます。
「日本発売が遅れたお詫び」という純粋な気持ちで受け止められればいいのですが
「ロンチで一番売れなさそうだから押し付けた」
という認識の方も多いのではないでしょうか。

実際、ラビッツランドやナック、スライクーパーといった「TheOtherCountry」なデザインのキャラクターは日本では理解されにくい。
このナックのパッケージを見て手に取る人はほとんどいないかと思います。

今まで日本人があまり触ってないビジュアル・文化のゲームをプレイし、新しいものに触れてみてください。
あなたの視野が大きく広がるでしょう。私はこのナックを同梱したことにこういう意義を感じています。
是非とも、無料で手に入れた方はダウンロードして遊んでみてください。
そして初回版じゃなかったという方、5000円の価値は充分にあると胸を張って言います。
遊んでみてください。一人で手軽に始められるアクションになっています。


さて、ここからは本編のレビュー。ストーリーの直接的なネタバレはありません。


※注意※
私は良い部分も悪い部分も書きます。悪い部分を見るとそればかりが気になって(流されて)しまう方にはここから先を読まないことを強くおすすめします。
これは私のレビューです。私の感じたことです。あなたの感想は、あなたがプレイしてなければわかりません。
どうか先入観に囚われず、自分で考え、感じるることを大事にしてください。


<アクション>

簡単で、奥深い。の一歩手前。といったところ。

☓でジャンプ□で攻撃、右スティックで回避、◯で必殺技(その後押すボタンによって三パターンある)。というもの。

本当にこれだけ。しかも必殺技に関してはChapter1で全て解放。
簡単な操作という点では申し分なし。小さな子供でも簡単に楽しめるでしょう。
久々にゲームを起動したときにありがちな「これどうやって動かすんだっけ?」も起きにくい(笑)

しかしながら操作に複雑さがなく、「キャラを動かす」面白味はありません。
そこで工夫が凝らされているのは敵の動き。初見殺しな部分はあれど、特に高難易度だとどれも「考えて」立ちまわることを大切にさせる動きをしてくれます。
このおかげで、また遊びたくなるささやかな中毒性があります。

とはいえやはり3Dアクションとして見た時の奥深さは弱いように感じます。
もうすこし「敵の攻撃をジャストで回避すると攻撃力があがる」といった「やらなくてもいいけどやると気持ちいいテクニカルな要素」が欲しいところ。


<ストーリー>

直接的なネタバレは避けるため多くは語りませんが、まさに王道。

お話自体はありがちなもので、先も読めてしまう部分が多いです。

しかし思わず「えぇ!?」と言ってしまうような、いわば「ネタ的」な面白さが含まれている。

「それはないよ!」「なんでそこにいるの!」「おまえどっから湧いてきた!」というツッコミをしつつ遊んでください。

キャラクターはどれも面白いのですが、もっと主張してきてもいいとは感じました。ストーリー全体に厚みを与えてくれるようなキャラクターなので勿体無い。


<その他システム>

このゲームの最大の特徴はプレイアブルキャラであるナックが「レリック」で大きさが変わること。

レリックとはナックの世界では電気/石油のようなもので、全ての動力源とされています。
レリックはステージ上の様々な場所に配置されており、それを得てナックは大きくなっていきます。

小さいナックなら、少し考えながらプレイする必要がありますが、大きくなればもっと無双プレイできます。
1つのキャラクターで多彩なプレイが可能。

次の動画は中くらいの大きさのナックがレリックを得て大きくなっていく様子です。(最大ではありません)
ストーリーの一部です。直接的なネタバレはありませんが、気にする方はお控えください。




更にストーリーでは、時折隠し部屋のような場所で「宝箱」からガジェットやクリスタルレリックと呼ばれるもののパーツを拾得することが可能。
パーツを集めるとガジェットやクリスタルレリックは完成し、装備すればプレイ中に便利なことがあったり、ナックが強力になったりします。

宝箱も元々の設置数が多くないので周回プレイするいい理由にはなるか・・・と思って2週目を始めたらさあ大変。
なんとガジェットは引き継げない。
なんのために集めたのかわからない!ストーリー終盤で解除しても役に立たないものだってあるのに!
(クリスタルレリックは引き継げるそうです。私はこの記事を書いている時点で1つも解除していないのですがね)

ガジェットやクリスタルレリックは宝箱だけでなく、スマートフォン用に配信されているコンパニオンアプリをプレイすることでも取得可能。
コンパニオンアプリの情報はコチラへ(リンク先からダウンロードできます)
(iOS/Android向けに配信中)

アプリはパズルゲームとなっており、ステージやエンドレスモードをプレイしスコアが一定の値まで達するとランダムでパーツが解除。
ゲームに送ることでゲーム内で取得が可能となります。
ごくごく普通のパズルゲームではありますが、移動時間や空いた時間にサッとプレイ、パーツがゲットできるのが魅力。

更にこのゲームは2人で一緒にストーリーをプレイできる2Pプレイも可能。
簡単操作なので子供と一緒に、という場面に持ってこいです。
(デュアルショック4が2つ必要になります)


<やりこみ要素>

本編(ストーリー)をクリアすると「チャプターセレクト」「タイムアタック」と「コロシアムアタック」が解禁。

チャプターセレクトではストーリーをやり直すことが可能。
宝箱の取得や一部トロフィーの解除はできません。
ニューゲームすればいいだけの話ではありますが長い物だしできるようにすればいいのに・・・

タイムアタックはその名の通り、用意されたコースで、できるだけ早くゴールを目指すというもの。
時間はスコアとして換算され、ランク付けされます。
さらにオンラインで世界中の猛者の記録を見ることや、フレンド間でのランキング表示が可能。

その一つ目のステージのプレイ動画です。
シェア機能でFacebookのアップロードしたものをダウンロードし再アップロードしたものなので画質は下がっています。




コロシアムアタックは設けられた制限時間内でできるだけ多くのラウンドを制覇していくもの。
なかなか難易度が高く、冷静さかつ素早い立ち回りが求められるモード。
かなりやりごたえがあります。
やはりステップ(回避)の位置や攻撃の避け方、カウンターなど、考えて突き詰めていくのは楽しいものですね。

やりこみ要素としてはもちろんトロフィー機能にも対応。
かなり難しいものもあるので、挑戦してみてください。
(もちろん私は心が折れました)


<総評>

3Dアクションゲームとしての完成度は
大きさの変わるキャラクター、更にそこからアクションに幅ができるというアイデア的にも
簡単な操作だけれども、考えさせるというアクション的にも高い。

製作者は今まで名作と呼ばれるシリーズを作ってきた人だが、古臭さを感じさせない。
複雑化してしたものではなく心機一転、新しいものを作ったのは懸命な判断だと感じる。

ただ残念なのが、PS4というハードのパワフルさを感じることは少ない。
今までフォトリアル(実写のような)ものでしかハードの高さを実感させてきていない。
ここである意味「ゲームらしい」ところでパワフルさを魅せつけて欲しかった。

プレイして一番感じたのは「のびしろ」。
このゲームには(主にアクション部分)では伸びていくであろう部分や拡張要素が多い。
もっとナックを使って遊びたい。
続編を期待しています。

<製品情報>

KNACK(ナック)
公式サイト

2014年2月22日/27日発売(パッケージ/ダウンロード)
パッケージ版:4900円 ダウンロード版3900円
※両者税別




この記事の執筆編集撮影は岡野朔太郎が行いました
ご意見ご感想は、コメント、Twitterへお願いします。

KNACK (ナック)
KNACK (ナック)
posted with amazlet at 14.03.20
ソニー・コンピュータエンタテインメント (2014-02-22)
売り上げランキング: 1,563

0 件のコメント:

コメントを投稿

About this blog

Translate

Reader