2013年7月15日月曜日

【PSVita】 討鬼伝 レビュー 【おすすめゲーム】

これは本当の鬼ごっこだった!
「討鬼伝」
レビュー



コーエーテクモゲームス、久しぶりの完全新作は今流行のマルチハンティングアクション!

「まーた狩りゲーか」というところからスタートした討鬼伝

クローズド体験会を経て、衝撃のアクション体験版からはや4ヶ月

異例の体験版パッチや新しい体験版を通して急速に進化した討鬼伝がついに発売した

さらに発売2周目にして既に30万本の出荷を記録

PSVita本体の売上にも大きく影響した本作

実際のところどうだったのか、レビューをここに記そう






【岡野朔太郎の評】

私は昔、埼玉県秩父市、不動滝に出かけたことがある。
滝から流れてくる水しぶきが、独特な清涼感をかもし出し、ケアルとはこんな感覚なのかと冒険者の気分に浸っていた。
まさかそのケアル感をゲーム内で体験できるとは思わなかった。
本作の一部エリアにある滝で、この感覚を体感することができたのだ。
滝からの霧のような水しぶきを見た瞬間、全身がヒヤッと、電車の中で感じた。

これは美麗なグラフィックと、その雰囲気に合った音楽、SE(サウンドエフェクト)がマッチしてこそ出せるものだろう。
その他にも山、海辺、紅葉などなど、1本のゲームで様々な場所へ観光が可能だ。

これはゲーム史上、最もリアルな「和」だろう。



<アクション>

すごいのはグラフィックや雰囲気だけではない。
本作品、アクションが素晴らしい。
(ここでの筆者岡野が主武器として使用している大刀について記述しています)
これぞ私の求めていた太刀アクション

「素早さと重みの両立」「重みのある爽快感」

筆者岡野はモンスターハンターシリーズ(以下MH)で太刀が登場して以来、生粋の大刀ファン。
MHシリーズの重みのある太刀アクションが大好きだ。
しかしWiiのMH3から、爽快感を重視したためか全体的に素早い動きとなった。
するとそれ以降のMHシリーズの太刀からは、あまり重みを感じられなくなってしまった。

そんな重みのあるアクションと、爽快感のある素早いアクションが絶妙にマッチしているのがこの討鬼伝の太刀なのだ。
この新しい感覚は是非体験してほしい。

☓+□で敵の周りを素早く立ち回り、△と□の組み合わせでザッシュザッシュと斬っていく、こんなアクションがしたいと思ってた。

更にエフェクトも派手で、重みのある爽快感をより一層引き立てている。





<キャラクター・ストーリー>


こちらもまた魅力的だ。

ストーリーを通して、主要キャラ一人一人にスポットが当てられ、かつ一つの大きな目的に向かって進むため、非常にスッキリとしている。

キャラクターもささやかだが強い思いを秘めており、しつこくなく、かといって影が薄いわけでもない。
非常にバランスが良い。

そのキャラクター達も世界観にマッチしており、左氏の綺麗で落ち着いたデザインも良い。
加えてそのデザインをうまく3Dモデルとして落とし込むことにも成功している。





<鬼>


今作で敵となるのは「鬼」だ
鬼といっても鬼らしい大型の鬼はメインビジュアルにもなっているゴウエンマぐらいしかいない。
もっと鬼である特色を生かせなかったものかとは思うが、個性豊かな面々が揃っている。

発売前、大型の鬼の少なさを危惧していたが、その心配はなかった。

鬼のモーション、攻撃については、ピンキリといったところ。
アクション体験版からのミフチや体験版ラストでチラっと見えたカゼキリ、ゴウエンマなどは、こちらが気持ちよく攻撃され、気持よく攻撃できる(MHでいうナルガクルガ、GEでいうバジュラやハンニバルなどのような)設計になっている。
おそらくプレイヤーの立ち回りも考えて作られたのだろう。
ただゴウエンマさんは、プレイヤーのことを考えすぎて、全体的に動きが遅くなってしまっているようにも感じる。

しかしだ、しかし。一部の、一部の鬼が本当に残念なんだ。
例えば、ツチカヅキさん。
彼とははじめ、地上で戦うこととなる。
ブレードや回転攻撃など、気持よく立ち回れる部類にはいるのかと思っていた。
だがそうじゃなかった。
バトルも佳境に差し掛かってきたころ、ツチカヅキさんはタマハミ状態になった(システムで後述)
彼は地中に入ったのだ。するとどうしたものか、なかなか地上に出てこない。
出てくるといっても攻撃の時チラっと出てくる程度。
その間にも攻撃を加えることはできるが、かなりの時間がかかってしまう。
もぐること自体、否定する気はないが、彼が攻撃するスキや地上に出てくる時間をもう少し延ばしてほしいと感じた。

ツチカヅキさんだけは許さない。

全てのボスが気持よく立ち回れるタイトルなど0に等しいが、
カゼキリ先輩やミフチ先生のような鬼がいるだけに、本当に残念だ。


<システム>


システムに関しては、特に斬新なものは少なく、シンプルに感じる。

しかし今作はマルチハンティングアクションのなかでもスキルシステムについては特に優秀だ。
ミタマの組み合わせや強化の過程でスキルを習得するだけでなく、関係のある人物のミタマ、中岡慎太郎と坂本龍馬、源義経と静御前、のように関係の深いミタマ同士を組み合わせることによって発動するスキルもある。
独特のミタマシステムをスキルシステムにうまく生かせていると言っていいだろう。

防具で発動するスキルは一貫したシリーズ発動なところが残念。
防具は直接見た目に関わってくるし、個性のある装備、無限のスキル構成ができると、スキルの工夫の幅がグンと広がるだろう。

更にミタマも、絵だけでなく時代背景やその人物の歴史など芸が細かい。
加えてストーリー上でも重要なポジション、違和感なく組み込まれている。


鬼について、大型の鬼の体力が一定以下になるとタマハミ状態として、モーションやステータスが上昇する。
この状態によってバトルのマンネリ化を少しは防げている。

更に今回の最大の特徴である「部位破壊」
そのエフェクトとカメラの演出は最高に気持がいい、まさに斬釘截鉄の爽快感。
一瞬時の止まるような洗練され張り詰めた空気が、破壊した瞬間に漂う。
これは体験版でも体感できるだろう、是非一度体験してみてほしい。

しかし、部位を破壊された鬼が破壊されてないように動きをするところだけは頂けない、足を部位破壊したのに平然とたってる姿は滑稽である。




<総括・今後の展開>

私はクローズド体験会の頃から、この作品を追い続けている。
アクション体験版、異例の体験版パッチ、体験版、製品版。アクション体験版から製品版で、かなり進化してきた。
製品版をこのクオリティで発売できたのは、失礼だが「奇跡」だと感じる。
(だが奇跡を起こせるほどの素質はあったということだ)

続編が作られるとき、まずこの奇跡を、クオリティをよく見極めて欲しい。
故意的に起こされたものではなく、偶然拾ったものだ。それを進化させるためにはまずそれを研究しなければならない。

アクションやシステムはもちろん今後の販売方法、慎重な展開を望む。


まだ購入していないという方は是非、洗練された和の世界観と爽快感のあるアクションを是非体験版を通して体験してみてください。
更に購入するならPSVita版を強くオススメします。
この世界の美しさは、是非Vitaの有機ELで見ていただきたいからです。



<製品情報>


-討鬼伝-


PlayStationVita版

パッケージ版 6090円
ダウンロード版 5400円

PlayStation Portable版

パッケージ版 5040円
ダウンロード版 4500円


公式サイト
http://www.gamecity.ne.jp/toukiden/


製品版へ引き継ぎ可能な体験版配信中


PSV版はSEN、PSストアから
http://www.jp.playstation.com/psn/welcome-senstore/?tkgpscom=cadplgs0004027

PSP版はこちらからダウンロード可能です
http://www.gamecity.ne.jp/toukiden/trial2nd.html



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