ライトニングリターンズファイナルファンタジー13&ファイナルファンタジーⅩHDRemaster プレイアブルレビュー

ライトニングリターンズ
ファイナルファンタジー13

ファイナルファンタジーⅩ
HD Remaster
先行体験会 レビュー

諸君、まだ生きていたとはな、ならば、共に世界の終焉を見届けようではないか。

連日猛暑が続き、地球が混沌に飲み込まれ、三度の氷河期の訪れを待ち望む筆者岡野、またの名をオッカァーノ・トゥッテーモアツイ・ディストピア。
混沌の闇に咲く、一輪の華、その名、雷鳴(ライトニング)。

そんなライトニングさんが主人公として登場する、ファイナルファンタジーシリーズ最新作「ライトニングリターンズ・ファイナルファンタジー13」と「ファイナルファンタジーⅩHDRemaster」が現在お台場合衆国で先行体験可能です。
お台場合衆国自体の入場には料金がかかりますが、スクエアエニックスブースは無料で入ることが可能です。
お台場合衆国2013は終了しました



*お台場合衆国の紹介の後、ライトニングリターンズファイナルファンタジー13の試遊版の内容、レビューが入ります。初見で楽しみたいという方はスクロールをお控えください*



東京都お台場にある、フジテレビ本社とその近辺で行われているイベントです。連日多くの家族連れで賑わいます。一人でも、さほど違和感はありませんが、心臓の弱い方は、電話などをしているふりをし、あたかも待ち合わせをしているように装いましょう。

2013年9月1日まで開催されていますが、熱中症予防は万全に。
最寄り駅はゆりかもめの「台場駅」フジテレビの方面に向かい、右手には、お台場合衆国チケット売り場があり、フジテレビ局内へ進む階段があります。が、そこを華麗にスルー、直進し、階段を降り、ステージ横の建物1Fがスクエニブースです。


こちらはフジテレビ1Fの全体図


これらは全て無料で楽しむことのできるアトラクションです
スクエニブースはもちろん屋内、ベンチなどもあってなかなかの穴場休憩所になってます。


ブース自体はそれほど大きいものではなく、LRFF13、FFⅩHDの試遊台が各4台。
スクエアエニックスのスマートフォン向けアプリ「スライム コゼニト~ル」の試遊台がiPhoneで3台
このアプリで高得点を取ると、なんかストラップがもらえるそうです。


私が行った時には、なんと人がいませんでした。かかりのおばさんだけ。
試遊台も待ち時間は愚か、自由に試遊可能で、何回でもプレイできる状況でした。
しかし画面の撮影は禁止です。静止画くらい取らせてくれてもいいものを、撮影しようとするとヒステリックなババアおばさんに注意されますからご注意を。
じっくりと何度かプレイしたいという方は早めに行くといいですね。


それでは本編、ライトニングリターンズファイナルファンタジー13試遊版のレビューへ


【ライトニングリターンズ・ファイナルファンタジー13】


*ここでの「前作」はFF13のことです*

今回の試遊版ではストーリーの一部と思われるシーンをプレイ
LRFF13の操作方法です
プレイヤーはもちろんライトニングさん
いきなりホープに無線かなんかで「スノウを追え」と指示されます。

はい、いきなりFF13キャラ3人登場です。

大広間のような場所でいきなりシャッターが閉じ、エリアの安全を確保しなければシャッターは開かないというお約束展開。

ここでチュートリアルも交えたバトルシステムの解説をしておきましょう


<バトルシステム>

FF13-2であったように、フィールド上で敵を攻撃(R1)したり、攻撃されること、バトルに突入するときに有利、不利に進めることが可能。

GOOD 敵のHP10%ダウン
EXCELLENT 敵のHP25%ダウン
BAD 自分のHP5%ダウン

BADは敵から攻撃を受けると、GOODとEXCELLENTは的に攻撃を当たるタイミングで変わってきます。

バトル中はLスティックで移動が可能、◯△☓□を入力し、割り当てられたアクションを繰り出します。

前作にもあった「オプティマ」を切り替えて戦います
種類は3つ、LRボタンで変更可能
オプティマが変わればライトニングさんの服装も変わります。
オプティマによってはバトル終了後、パンツが見えます。黒です。

オプティマごとにATBゲージが存在、こちらは自動回復。
一つのオプティマのATBが切れたり、敵の攻撃方法が変わったりしたら、状況に応じて、他のオプティマに切り替え、といった切り替え方が基本。
もちろんオプティマごとに特色があり、魔法主流のオプティマ、物理攻撃主流のオプティマが存在する。本編ではもっと多くあるでしょう。

全てのオプティマの□はガードが割り当てられています。
ただ押していてもガードは可能ですが、敵の攻撃のタイミングに合わせたジャストガード(名称は不明)をすることによって敵のダウンを狙うことも可能。

更にスタートボタンを押すとアイテムメニューが表示され(その間バトルはポーズ)選択が可能。選択するとそのアイテムを使うモーションの後、効果が得られます。


これが基本的なバトルシステムです。
非常にアクションの色が濃い感じとなっています。


雑魚敵を排除しながらスノウを追っていると、フィールド内での段差アクションに遭遇。

☓でジャンプですが、はしごを登ったりはその方向にスティックを倒すだけでオーケー。
非常にスムーズなアクションで、移動が苦になりません。


雑魚的のバトルに関してはものの数秒で終わります。


そしてスノウを追っているとホープから「見失った」との連絡が。

見失った場所で行くと、なにやら黒いもやをまとう少女が・・・
新キャラクター「ルミナ」さんです。

ライトニングさんによると「混沌をまとうその姿、うぬ、只者ではないな」とかなんとか言ってましたが、よくわかりませんでした。

そしてルミナがなにやらデカイ魔物を召喚。ボス戦「サルティス」です。


<ボス戦特有のシステム>

システム「ノックアウト」

敵のHPゲージには、ウェーブが表示されています、これが「ノックアウトウェーブ」
敵の弱点を突く攻撃(今回のボスの弱点は雷)をするとこのウェーブの色が
青→黄色→赤
と変化していきます。赤色になってしばらくサンダーを当てていると「ノックアウト」状態に
ボスがダウンし、ボスに与えるダメージが大きくなります。前作でいうブレイクですね。

システム「オーバークロック」

ゲージをためて放つライトニングさんの特殊能力です。
周りの時間を遅くします。
これは通常攻撃でゲージが溜まり、L2を押すことによって繰り出すことが可能。
(これはボス特有のシステムかどうかは定かではありません)


特に苦労することもなくあっさり勝利。そこで試遊版はおしまい。
ボス戦のリザルトには「ノーマルモード」の表示がありました、過去作のように複数の難易度の存在が予想されます。


<総評>

非常に良い印象でした。
久しぶりに「やりたいな」と思うFF。
過去のFFのように、選択し、キャラがシャキンシャキンと攻撃する様を見るRPGというのは、もう古いように感じます。
FF15のPVがE3で発表されましたが、こうシフトチェンジしていくのだったら、これからもFFを応援できるな、と思いました。
そこで難しいのが、RPGとアクションの両立でしょう、LRFF13の試遊では、アクションの味は濃いけれど、丸っきりアクションになっているわけではなく、移動はそれほど速くないとか、アクションを選択したらそれはキャンセルや派生できないといったRPGの味もしっかり残しているように感じました。
これらをもっとアクション寄りにすれば、ただの1本道アクションになりそうですし、もっとアクションを不自由にすればただのRPGに逆戻り。
ここから、どうFFらしさを出して、FFを確立できるかが、勝負になってくると思います。



【ファイナルファンタジーⅩ HD Remaster】



冒頭のシーンである場所に落ちていって、魚からから逃れるところまで丸々プレイさせてくれました。
・・・まてよ?
プレイ?

それは違う
長ったらしいムービーだけ見させられただけだった。

名前は忘れましたがスズムシみたいな奴と戦っただけです。

FFⅩ自体の出来については、オリジナル版と同じですから割愛しますが、よくもまぁこんなものを「試遊」として出展したな、とオドロクばかりです。(作品としてでなく、試遊させる場面のお話)

これならモニターで実機映像ながすのと何も変わらない。

ただ表現に関してはちゃんとしていた。水の押し寄せる迫力は、現行機種でしか出せないでしょう
しかし、町の人のモーションは変わってないから、クルっと振り向いて走り去って行く姿は滑稽以外の何者でもない。

作品としても、ⅹファンの方にしかオススメできない。

試遊としては今まで試遊した中で最悪のものでした。


とまぁFF10のほうに関してはプレイしている人の後ろから見る程度で十分ですよ。
ライトニングリターンズに関してはプレイの価値ありますので是非、機会があれば足を運んでみてください。

ブース内には物販コーナーもあります
LRFF13のサントラなどもありました

最高気温35度の日に行くところではない
暑すぎる

<商品情報>

ライトニングリターンズファイナルファンタジー13
2013年11月21日発売予定
公式ホームページ
(音量注意)

ファイナルファンタジーⅩ
HD Remaster
公式ホームページ

こちらの記事での執筆編集撮影は岡野朔太郎が行なっています
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ファイナルファンタジーX HD(仮称)
スクウェア・エニックス

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