2017年9月8日金曜日

ゲーマーが東京ゲームショウに行く意味とは

声優ゲームショウ2017のすゝめ




カメラに囲まれるコンパニオン
歓声を浴びる声優
人気なく、休憩所になるソシャゲブース

もう、東京ゲームショウに行く意味ってなんだろうって思います。

PS1の全盛期などは、体験版がいっぱい詰まったディスクが配布されていたり、最新のPVや、新発表のステージはそこでしか見ることができなかったりと、圧倒的な優位性がありました。

しかし昨今、最新のPVは発表後すぐYouTubeの公式チャンネルにアップロードされ、ステージイベントも生放送で配信されます。
どこにいようとも、TGSで発信される情報を受け取れるのです。

話を戻して、近年、とりわけグリーやモバゲーの台頭があった頃(2009年頃)から、TGSの景色が少し変化しました。
大きなパブリッシャーに匹敵するほどの大きなブースを出展し、会場限定コードを配布し、何故か声優がステージで歌う。で声オタが叫ぶ。まぁ気持ちはわかる。
家庭用ゲーム機のステージイベントでも、声優が歌い踊ることは昔からありましたが、多く増えてきたように感じます。
で、サポーターズクラブチケット(数量限定優先入場券)はその声優目当ての声オタが「今年もどうせ声優のステージがあるブヒ」と言ってとりあえず買う。
Twitterで「TGS サポチケ」と検索すると、熱心なゲーマーよりも「ぽきたwまざいんごw」みたいな言葉を好みそうな声オタのツイートが多い。
サポチケの先頭の方は目当てを聞かれ「アイマスのステージです」と答えたそう。(数年前のファミ通.comの記事でした)

すると来場者の層もだんだんと変わってきます。
家庭用ゲーム機に見向きもいないような、所謂カジュアルゲーマーが増えたように感じます。
グラブルやデレステで有名なサイゲームスブースの周りには、目的もなくただウロウロしていると思われる若者で埋め尽くされていました。
チェックシャツをズボンにインし、メガネをかけ、「あっあっ」が口癖のオタクの居場所は、TGSにはなくなってしまったんだなと感じます。

私がここで言いたいのは、住み分けが必要なのではないかということです。
SIEMSブースに行くようなオタクと、サイゲや角川ブースに行くオタクの層は明らかにミスマッチです。
「カジュアルゲーマーがコンシューマに触れる良い機会である」というポジティブ思考でいましたが、TGS2016のサイゲブースを見て、そうも言ってられなくなってきました。

コンシューマ機とそれに付随するコンテンツのみで構成されたゲームショウを見てみたいものです。
日本のコンシューマゲーム市場は年々弱まって来ていますが、それを嘲笑うようにソシャゲ市場は安定期に入っているように感じます。
FGOやパズドラのオフラインイベントを見ていると、ソシャゲのみのゲームショウでも充分な集客が見込めるでしょうし、コンシューマにしか見向きもしない私からすれば「そろそろ他所でやってくれ」というのが本音です。

コンシューマゲームショウを開催した場合の来場者数も、興味本位ですが気になります。
東京ゲームショウがソシャゲや声優の力を借りて来場者数を維持している姿はゲーム市場にとって空元気でしかなく、もはやコンシューマは閉じコンかとすら思うほど。 

ここまで読んで頂いたコンシューマゲーマーの皆さんのお気持ちはわかりませんが、是非、東京ゲームショウに来てください。
ゲーム市場云々は抜きにして、好きなものが集まっているイベントというのは楽しいものです。これまでこの手のイベントに来たことがない方も、是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

東京ゲームショウには様々な魅力がありますが、まず最大のアドバンテージは「最新のゲームが試遊できる」という点。
「長時間並ばなきゃいけないでしょ?」と思われるかもしれませんが、最近は整理券方式を採っている企業が多いので、整理券で指定された時間にブースへ行けば、さほど並ばずにプレイできます。(もちろん整理券を取るために早く行ったりする必要はありますが)開催前に受け付けているメーカーもありますので、メーカーのTGS特設サイトをチェックしてみてください。
また、実際にはプレイできずとも、ブースに入り込んでいけば試遊中の方の後ろからプレイを見ることができたり、ブースにおかれた大きなモニターに出力されていることも多いので、プレイを見ることは可能です。
 
VRなんかは整理券がすぐなくなってしまいます
2つ目のアドバンテージは「運が良ければ開発者ないしは有名人に会える」ということ。
試遊後に開発の方からお話を聞かれる場合もありますので、そこで感想や意見を伝えたりする機会を得ることができます。
また、そのゲームの関わっている開発者の方が、プレイヤーの反応を探ろうと偵察していたりもしますので、邪魔にならない範囲で、話しかけてみましょう。

3つ目は「お祭り感」
これはもう言わずもがな、会場でしか味わうことはできません。
会場では至る所でゲームのフライヤーや紙バッグ、グッズ等々が配布されていたり、大きなモニターで最新のPVが流れていたり、後ろのブースで盛り上がっててちょっと振り向いてみたり、と、常になにかが起きています。
このお祭り感こそがオフラインイベントの真髄であるように私は感じています。


4つ目は「時間の共有」です。
共有と言えば、ゲーム体験をSNSにアップすることはもちろん、生配信などが主になっていますが、オフラインではタイムラグなしで、その場にいる人と、それを共有できます。
ステージイベントで発表される新要素で会場が湧く瞬間や、思いもよらぬスーパープレイなど、会場が一体となって楽しめる素敵な空間が広がっています。
これはゲームの真髄であり、昔ゲーム機を持ち寄ってみんなで遊んだ頃の記憶がよみがえるでしょう。

大人になってしまった方にこそ、ゲームの素朴な楽しさやワクワク感を再認識させてくれる場だと信じています。
是非、東京ゲームショウに起こしください。


東京ゲームショウ2017
開催日時:2017923/24
場所:幕張メッセ国際展示場ホール全て

筆者:岡野
おことわり
「ぽきたwまざいんごw」というオタクは声優がいる場所に出没するものであって、そういう現場を作り出してしまったことに問題があると考えています。

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